新樹造園からのお知らせ
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住まいの庭・和風
和風庭園は日本の原風景を模したもので、それらの美しさを身近で眺め、その中で暮らしたいと願って作る景です。
更に宗教的、哲学的な観点から抽象化した景色を作り出したり、茶道などの機能美も加えて構成します。
山奥でめぐり遭った感激の景色が目に焼き付く、こんな印象を自宅の庭でも味わいたい!これが庭です。
氷見市大野 Y/T邸
アプローチの直線と苔山や株立ちの曲線が美しい庭
射水市 A/I邸
最近は”新和風”と言う言葉が使われ、池や滝のある庭園が激減しました。
水も灯篭も蹲踞に沿った景色としてのみ使われています。
普段の住まいの様式が畳や障子戸から、椅子とブラインドに変わり、眺める庭園もモダンな景色に変わりました。
それでも日本の自然の景色を見て、日本文化の中で育った私たちは、和風に心を癒されます。
青緑、赤系の庭石は落ち着きません。黒茶系の福浦石を景石にしました。
その地方に似合った色と風景があります。
高低差を使った斜面の植栽が景色を作ります。平らな場所に直立の幹が並ぶだけでは味気ないものです。
り合った渓谷や滝の爽快な感激を、居ながらに眺めたいと作るのが”庭”です。その地方に似合った色と風景があります。
高低差を使った斜面の植栽が景色を作ります。平らな場所に直立の幹が並ぶだけでは味気ないものです。
砺波市石丸 Y/K邸
深山幽谷の景があり、渓谷から流れる川が滝となって池に落ち、池から流れ出る水がゆったりとした流れを作る。
日本の景色の縮図です。山には赤松や紅葉する木々があり、下流や浜には黒松があります。
山にも野にも季節の花々が咲き、四季を感じさせるのが和風庭園の景色です。
山奥に分け入る野趣に満ちた庭
高岡市石瀬 M/I邸
普段は枯山水も、地下水の豊富な地域のこの地は、夏のせせらぎが特に心地よく感じます。
山奥に分け入る野趣に満ちた庭
高岡市石瀬 M/I邸
普段は枯山水も、地下水の豊富な地域のこの地は、夏のせせらぎが特に心地よく感じます。
地苔に覆われた緩やかな階段は、飛び石や延段とは別の趣があります。
腰掛待合から中門付近を望む落ち着いた眺め。
自動散水が景色の邪魔ですが、普段はこれが大切です。
枯山水の庭
枯山水の庭
射水市小杉 Y/K邸
枯山水のけしきは左右の石積で野趣を感じさせます。
高台から竹林を望む庭
射水市片口 I/B邸
庭奥の四阿の腰掛待合からの景、右のヤマモミジが斜面から斜めに生える。
氷見市大野 Y/T邸
苔山の奥に枯れ流れがあります。蹲踞は水琴窟です。
苔山のなだらかなカーブ、斜面の作り方が和風庭園の命です。
庭師こはの斜面の自然な形を作るセンスが問われているのです。
射水市宮袋 Y/N邸
昭和の富山茶室100選にも載っている茶室。軒下と庭を整備しました。
砺波市石丸 Y/K邸
上流の豪快な渓谷と池、下流の浅い流れと石浜に置かれた蹲踞
高岡市末広町 M/K邸
作業の途中で写したものですが、老松の根元に抱きかかえられる蹲踞は落ち着きがあります。
仕上がって茶室側から見た蹲踞の景
高岡市末広町 M/K邸
加賀藩ゆかりの茶室や踏み石のある庭。
お茶室内から蹲踞作法のお稽古の様子。
南砺市苗島 O/O邸
砺波平野の吾妻建ち格子枠組みと、オリジナル竹垣の庭
高岡市井口本江 M/K邸
和の美しさはこんな所にもあります。
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