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”庭”は施主様のものです。施主様のご要望と夢を叶える、お手伝いをさせて頂きます。 豊かな経験を生かし、高い技術で時代に合った表現で、センスある快適な景観を造ります。 「誠意と創意】を信条に、お客様のご相談に応え、期待を上回る仕上がりをお約束します。

屋敷林の維持と剪定

屋敷林の維持と剪定

 

富山県西部の砺波平野・射水平野には、垣入(カイニョウ)と呼ばれる屋敷林があります。

樹種はスギを中心に、ケヤキ、アテ(アスナロ)、エノキ他ウラジロガシなど様々な物が混植されています。

昭和も後半の経済高度成長期を境に、この景観は激変しました。が、・・・まだ多く残っています。

   

砺波平野の屋敷林は四季を通じて美しい景色を見せてくれます。

この屋敷林は冬の吹雪から建築物を守り、夏の日差しを和らげ風を呼び、強風などを和らげます。

この美しさを維持するにはそれなりの手入れ、管理が欠かせません。

 

2018年1月も屋敷林の枝打ち、剪定しました。

 

 

 

2018・1  南砺市専勝寺 H/O邸

一部レッカーの必要な場所と伐採が1本ありました。

 

2018・1  南砺市野尻 R/M邸

クレーンなどの入れない場所なので、全て人手のみの作業です。

 

 

2017・10  南砺市二日町 T/K邸

 

 

 

南砺市専勝寺 M/O邸

毎年できる剪定ではありません。少し強めにしますが強剪定には要注意です。

 

 

南砺市専勝寺 神明宮鎮守の森 裏側からの景色

鎮守の森も間伐や枝打ち、剪定管理が大切です。地表に木漏れ日を当て、しっかり根を張らす。

この3本も間伐を繰り返し、やがて風雪に耐える1本が選ばれ大きなご神木に育ちます。

 

 

 

 

 

南砺市専勝寺 K/O邸

 

一風ごとの枯れ葉の始末、雨樋や排水路を塞ぎ玄関前を枯れ葉の山にします。

枯葉は”スンバ”と呼ばれ50年前までは、燃料として貴重な物でしたが、プロパンガスの普及でそれ以後は厄介なゴミにされました。

数年に一度は剪定も必要ですが、頻度を減らし維持費を下げたいのは人情です。

左は強剪定後で10本以上の立木がありますが、2年後残ったのは6本。

2回を1回で済ませようと、強剪定されますと。2年後は立ち枯れて再度根元から切り直しする羽目になります。

  

南砺市広安 H/M邸           南砺市専勝寺 M/O邸

常緑針葉樹の強剪定は極端に樹勢を弱めます。程々の剪定を心がけましょう。

 

爽やかな剪定は、樹下の低木類を夏の熱射から守り、雑草の繁茂を防ぎます。

屋敷林の杉を伐採して数年後、代々大切にしてきた『イチイ、アゼビ、ツバキ』などが枯れるのは、直射日光が当たり過乾燥と熱射が原因です。急な環境の変化は、移動できない植物にはショックが大きすぎるのです。

 

      

枝を切り戻し三角錐にもしますが、樹形なりに透かしをするのも、柔らかな感じで美しいものです。

枝の切り残しは樹木の寿命を極端に縮めます。正しい位置で切って下さい。

木にとって枝の切り残しは残酷です。被皮不可能で中に枯れが侵入します。

 

枝打ちの作業に行って、こうした切り戻しの作業が大変多いのが実情です。

このような切り残しは、皮が巻く以前に腐りが奥に進み、芯材を腐らせます。

風による途中折れなどの原因になり危険で、材木としても価値が無くなります。

 

下図で枝の落とす位置考えて下さい。長さ2cmの差が分かれ道を作ります。

剪定の全てに当てはまります。この切り方でお願いします。

大きな樹木はレッカーとゴンドラが必要です。

一日これで作業をすると平衡感覚が狂います。夜床に付いても空中で回転しているような錯覚を起こしています(^_^;)

 

 

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